6th By Oriental Hotel閉店の真相と麻布台ヒルズ移転の全貌
東京・有楽町駅前で連日大行列を作り、数々のメディアやSNSで話題を独占し続けた伝説のオールデイダイニング「6th by oriental hotel(シックス バイ オリエンタルホテル)」。2023年秋の突然のクローズ発表時には、名残を惜しむファンが押し寄せ、数時間待ちの長蛇の列が社会現象となりました。
あれから時が経ち、2026年現在、同店は麻布台ヒルズへ「Balcony by 6th(バルコニー バイ シックス)」と名を変えて移転し、さらなる進化を遂げています。本稿では、有楽町を去らざるを得なかった本当の閉店理由から、移転先での名物パンケーキの現状、予約システムの攻略法、そして気になる有楽町再オープンの噂まで、現地取材と公式データをもとに徹底解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:有楽町の閉店理由は業績悪化ではなく、有楽町ビル・新有楽町ビルの建て替え再開発プロジェクトに伴う定期借家契約の満了。
- 要点2:移転先は麻布台ヒルズの「Balcony by 6th」。名物のふわふわパンケーキや濃厚バスクチーズケーキはレシピとクオリティを完全継承。
- 要点3:麻布台ヒルズ店はWEB予約(TableCheck)が基本。当日ウォークインも可能だが、ランチ・カフェタイムはピーク時で40〜60分待ちが発生するため事前確保が必須。
【閉店の真相】なぜ有楽町の超人気店が幕を閉じたのか?建て替えの経緯と裏事情
オープン以来、平日・休日を問わず約300席の広大なフロアを満席にし続け、坪月商でも飲食業界トップクラスの数字を叩き出していた6th by oriental hotel。なぜ、これほどのドル箱店舗が営業を終了しなければならなかったのでしょうか。
結論から言えば、一部で囁かれた「経営難」や「ブランド方針の転換」といった噂は完全な誤りです。最大の要因は、三菱地所が進める有楽町エリアの大規模再開発計画(有楽町ビルおよび新有楽町ビルの建て替え計画)にあります。
1966年竣工の有楽町ビルは築50年以上が経過し、耐震性や設備更新の観点からビル全体の閉鎖・解体が決定。これに伴い、運営元である株式会社Plan Do See(プラン・ドゥ・シー)とビルオーナーとの定期借家契約が2023年10月22日をもって満了を迎えたことが、直接的な閉店理由となりました。
株式会社Plan Do Seeは、神戸の老舗「オリエンタルホテル」の再生をはじめ、国内外で洗練されたホテル・レストランを手掛ける空間プロデュースのトップランナーです。有楽町での営業終了は、撤退という後ろ向きな判断ではなく、契約満了に合わせた「次なるフラッグシップ拠点への発展的移転」という明確な経営戦略のもとで進められました。
【移転先と現在の姿】麻布台ヒルズ「Balcony by 6th」として進化した全貌
有楽町での営業終了からわずか約1カ月後の2023年11月24日、日本中が注目する新ランドマーク「麻布台ヒルズ」のタワープラザ3階に、後継店舗となるBalcony by 6th(バルコニー バイ シックス)が華々しくグランドオープンを飾りました。
新店舗は、有楽町時代の活気あふれるオープンエアな世界観を踏襲しつつ、緑豊かな麻布台ヒルズの景観に溶け込む上質な空間へとアップデートされています。広々としたメインダイニングに加え、心地よい風が抜けるテラス席を完備。さらに同フロアには、バー「The Lovers' Lounge」、鉄板焼「神楽坂 鉄板焼 中むら」、寿司「鮨 おにかい」といった系列店舗が隣接し、大人のためのハイエンドな食の複合ゾーンを形成しています。
内装はイタリア・ミラノの街角を思わせるクラシックモダンなデザインで統一され、日中は柔らかな自然光が差し込むカフェ、夜は間接照明がムードを醸し出すシックなダイニングバーへと表情を変えます。有楽町時代からの常連客はもちろん、麻布台ヒルズを訪れる感度の高いインバウンド客やビジネス層からも熱烈な支持を集めています。
【メニュー比較と検証】名物パンケーキ&バスクチーズケーキの味と価格の変化
ファンが最も懸念していた「有楽町時代のあの味は変わってしまったのか?」という疑問について、現地での実食調査と価格改定のデータを比較検証します。
| 項目 | 有楽町時代(6th by oriental hotel) | 現在:麻布台ヒルズ(Balcony by 6th) | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 看板名物パンケーキ | プレーン 約1,500円〜1,600円(当時) | プレーン 約1,800円〜(トッピング別) | 配合・焼き上げ技術は完全継承。口の中でとろける食感と自家製バターの風味は健在。 |
| バスクチーズケーキ | 約900円〜1,000円(当時) | 約1,100円〜1,200円 | 表面のほろ苦い焦げ目と中心部のとろりとしたレア感のコントラストは以前と変わらぬ完成度。 |
| ランチメニュー | パスタ、バーガー、ステーキ等(約1,800円〜3,000円) | 週替わりパスタ、グリル料理等(約2,500円〜4,500円) | 素材のグレードが上がりコース構成も充実。カジュアル感はやや薄れ、高級感が増加。 |
| 席数・空間構成 | 約300席(大規模テラス+大箱ホール) | 約200席(緑に面したテラス+オープンダイニング) | 席間隔がややゆったりとし、有楽町時代より落ち着いて会話ができる設計へシフト。 |
オーダーを受けてから生地を合わせ、低温でじっくりと焼き上げる名物の「6thパンケーキ」は、極上のスフレ食感と発酵バターの豊かなコクが見事に維持されています。ナイフを入れた瞬間に崩れそうなほどの柔らかさは、有楽町時代と寸分違わぬクオリティです。
また、日本におけるバスクチーズケーキブームの火付け役とも言える「バスクチーズケーキ」も健在。価格帯に関しては、近年の原材料費高騰や麻布台ヒルズという立地特性を反映して15〜20%程度のプライスアップが見られますが、空間の心地よさとサービスレベルの向上を考慮すれば、十分に納得できる費用対効果と言えます。
【実態検証】麻布台ヒルズ移転後の混雑状況・待ち時間と最新予約攻略法
有楽町時代は「予約が取れない」「週末は2時間待ち」が代名詞でしたが、麻布台ヒルズ移転後のオペレーションはどう変化したのでしょうか。現地調査とユーザーのリアルな口コミから混雑の実態を分析します。
現在、Balcony by 6thではオンライン予約プラットフォーム「TableCheck(テーブルチェック)」を導入しており、公式WEBサイト経由での事前予約が主流となっています。
ランチおよびディナータイムの席予約は、解放されると同時に週末から順に埋まる傾向が続いています。しかし、カフェタイム専用の予約枠は限られているため、名物のパンケーキを目当てに予約なしで訪れるウォークイン(当日来店)の利用客が後を絶ちません。
当日の待ち時間に関しては、平日ランチ後(14:00〜16:00)で約30〜45分、土日祝日のカフェタイムでは最大60〜90分程度の待機列が発生することがあります。ただし、店頭のデジタル整理券システムが機能しているため、有楽町時代のように炎天下や極寒の中で直立不動で並び続ける負担は大幅に軽減されています。
【実践】混雑を回避してスムーズに入店するための3大テクニック
1. ディナータイムまたは平日オープン直後(11:00)の予約枠を狙う:
実はディナータイムでも名物パンケーキやバスクチーズケーキの注文は可能です。落ち着いたディナー利用として予約を確保するのが最も確実なスマート攻略法です。
2. 悪天候の日や平日の夕方(16:30〜17:30)を狙う:
カフェ需要が一段落し、ディナー客が入る前の狭間の時間帯は、予約なしでも比較的スムーズに案内される穴場タイムとなります。
3. テラス席利用を許容する:
春秋の過ごしやすいシーズンはもちろん、ヒーター完備の冬季も含め、テラス席希望を申し出ると店内希望の列よりも早く案内されるケースが多々あります。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|有楽町への再オープンはあるのか?
WEB上やSNSの一部コミュニティでは、「有楽町ビルの建て替え工事が完了したら、6th by oriental hotelは元の場所へ戻るのではないか?」という噂が根強く飛び交っています。
この点について取材を進めると、新ビルの完成は2028年以降と予定されており、現時点で株式会社Plan Do Seeから有楽町への再出店に関する公式アナウンスは一切行われていません。同社は現在、麻布台ヒルズの「Balcony by 6th」を基幹店と位置づけており、単なる「仮移転」ではなく、完全に独立した新章としてのブランド構築に注力しています。
また、同社の系列店ネットワークにも注目が集まっています。日本全国に展開する「THE CONDER HOUSE(名古屋)」や「ORIENTAL HOTEL(神戸)」、「THE LUIGANS(福岡)」などでも、同社が培ったホスピタリティとハイレベルな料理を体験できます。有楽町の店舗が恋しい方は、麻布台ヒルズだけでなく、これらの全国の系列拠点を訪れてみるのもおすすめです。
【プロの結論】おすすめできる人・見送るべき人の特徴
✅ Balcony by 6thをおすすめできる人
- 有楽町時代の伝説のパンケーキやバスクチーズケーキの味をもう一度体験したい人
- 麻布台ヒルズの緑あふれる開放的なロケーションで、洗練された女子会やデートを楽しみたい人
- 洗練された接客と活気あるオープンダイニングの雰囲気が好きな人
❌ 訪問を見送るか計画を見直すべき人
- 「静寂な空間で落ち着いて読書やPC作業をしたい」という静けさを重視する人(店内は非常に活気があり、BGMや会話で賑やかです)
- 1円単位での安さやコストパフォーマンス最優先でカフェを探している人
- 行列や事前予約の手間を一切かけたくない人
【6th by oriental hotel】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:麻布台ヒルズのBalcony by 6thで、有楽町時代と同じパンケーキは食べられますか?
A1:はい、全く同じ製法とレシピで作られたパンケーキを提供しています。季節限定のトッピングや、定番のバニラアイス・生クリーム・チョコレートソースなどの追加カスタムも有楽町時代と同様に楽しめます。
Q2:予約なしで当日ふらっと立ち寄っても入れますか?
A2:入店可能です。ただし、特に休日のカフェタイム(14:00〜16:30)は混雑し、30〜60分以上の待ち時間が発生することがあります。店頭の発券機で受付を済ませれば、麻布台ヒルズ館内を散策しながら順番を待つことができます。
Q3:バスクチーズケーキのテイクアウトは可能ですか?
A3:店頭のショップエリアおよび併設のポップアップ等でテイクアウト対応を行っている場合があります。ただし、製造数に限りがあり夕方には完売することが多いため、テイクアウト希望の場合も早い時間帯の来店をおすすめします。
Q4:席の指定(テラス席やソファ席)は予約時にできますか?
A4:TableCheckからのWEB予約時に、店内テーブル席やテラス席などのエリア指定が可能なプランが用意されています。天候に左右されるテラス席は季節ごとに条件が異なる場合があるため、予約画面の注意事項をご確認ください。
まとめ:麻布台ヒルズで進化を続ける伝説のダイニングを味わい尽くす
有楽町のシンボルとして愛された6th by oriental hotelの閉店は、街の再開発という不可避な歴史の転換点によるものでした。しかし、その情熱と卓越した味の遺産は失われることなく、麻布台ヒルズのBalcony by 6thへと見事に受け継がれ、さらなる輝きを放っています。
あの口の中でとろける極上パンケーキと濃厚なバスクチーズケーキ、そしてPlan Do Seeならではの温かく洗練されたサービスは、今も変わらず訪れる人々を魅了し続けています。かつての思い出を胸に訪れる方も、初めてその味に出会う方も、ぜひ事前にWEB予約を賢く活用し、進化した美食空間を心ゆくまで堪能してください。 (出典: 6th by oriental hotel(Yahoo!ニュース))