進撃の巨人アニメはいつから?1期放送開始日から10年の完結軌跡を総括
2013年の第1期放送開始から世界中に旋風を巻き起こし、2023年秋の完結編後編の放送によって10年に及ぶ壮大な物語の幕を閉じたTVアニメ『進撃の巨人』。完結を迎えた後もその熱量は衰えることなく、国内外の動画配信サービスや劇場版の展開を通じて、新たなファンを獲得し続けています。
しかし、全4期にわたるシリーズ展開や分割クール制、さらにはスペシャル形式で放送された完結編など、作品の構造が多層的であるため、「アニメは具体的にいつから始まったのか」「全何話あり、どの順番で追えばよいのか」と疑問を持つ方も少なくありません。本稿では、第1期からFinal Season完結編までの歴代放送スケジュール、制作会社の変遷、原作との差異や最新の配信・劇場展開まで、客観的データと制作現場の証言をもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:TVアニメ『進撃の巨人』のアニメ放送開始日は2013年4月7日未明(4月6日25:58〜)であり、2023年11月5日の完結編(後編)まで10年7か月にわたり全94話が放送された。
- 要点2:シリーズは全4期(Season 1〜3、The Final Season)で構成され、制作はWIT STUDIOからMAPPAへと引き継がれながら原作漫画の最終話まで完全アニメ化を達成した。
- 要点3:完結編では原作者・諫山創氏の提案によるネーム修正が加わり、エレンとアルミンの対話など原作のテーマ性をより深化させた形で伝説のフィナーレを迎えた。
【公式データで辿る】進撃の巨人アニメ放送開始日と全シーズンの放送日程一覧
アニメ『進撃の巨人』が初めて世に放たれたのは、2013年4月7日(MBS番組表上の表記では4月6日25時58分)のことでした。原作者である諫山創氏が「原作はアニメの方、僕は絵の描けないコミカライズ担当という感じ」と当時のインタビューで語るほど、第1話「二千年後の君へ」で見せた圧倒的な作画クオリティと立体機動装置のアクション演出は、深夜アニメの枠を超えた社会現象の口火を切りました。
その後、作品は長期的な制作スパンと分割放送を経て、2023年11月5日深夜に放送された「The Final Season 完結編(後編)」をもって、足かけ10年に及ぶ放送日程に終止符を打ちました。各シーズンの正確な放送期間と主要データは以下の通りです。
| シリーズ名 | 放送日程・期間 | 話数 | 制作会社 / 放送局 |
|---|---|---|---|
| Season 1(第1期) | 2013年4月7日~9月29日 | 全25話(+総集編1話) | WIT STUDIO / MBSほか |
| Season 2(第2期) | 2017年4月1日~6月17日 | 全12話(第26話〜37話) | WIT STUDIO / TOKYO MXほか |
| Season 3 Part.1 | 2018年7月23日~10月15日 | 全12話(第38話〜49話) | WIT STUDIO / NHK総合 |
| Season 3 Part.2 | 2019年4月29日~7月1日 | 全10話(第50話〜59話) | WIT STUDIO / NHK総合 |
| The Final Season Part 1 | 2020年12月7日~2021年3月29日 | 全16話(第60話〜75話) | MAPPA / NHK総合 |
| The Final Season Part 2 | 2022年1月10日~4月4日 | 全12話(第76話〜87話) | MAPPA / NHK総合 |
| The Final Season 完結編(前編) | 2023年3月4日(1時間SP) | 第88話〜90話相当 | MAPPA / NHK総合 |
| The Final Season 完結編(後編) | 2023年11月5日(85分SP) | 第91話〜94話相当(最終回) | MAPPA / NHK総合 |
放送スケジュールの表記において「2013年4月6日」と「4月7日」の双方が散見される理由は、当時のキー局であったMBSの深夜アニメ枠(アニメイズム前身)が深夜25時58分スタートという日付を跨ぐ編成だったためです。公式な記念日や配信プラットフォーム上の開始日としては2013年4月7日が広く定着しています。

アニメは何期まである?全94話を最速で楽しむ「見る順番」の最適解
これから『進撃の巨人』を一気見しようとする視聴者が最も直面しやすい疑問が、「アニメは何期まであり、どの順番で見るべきか」という点です。結論として、本編は第1期からThe Final Season完結編までの全94話で完結しており、基本的にTVシリーズのナンバリング順に視聴するのが王道かつ最も確実なルートとなります。
ただし、劇場版やOAD(オリジナルアニメーションディスク)を含めると作品群が広がるため、視聴目的に合わせた整理が必要です。
【基本の見る順番(本編ストレート視聴)】
- 『進撃の巨人』Season 1(全25話)
- 『進撃の巨人』Season 2(全12話)
- 『進撃の巨人』Season 3 Part.1 & Part.2(全22話)
- 『進撃の巨人』The Final Season Part 1 & Part 2(全28話)
- 『進撃の巨人』The Final Season 完結編(前編・後編)(各SP版または全7話分割版)
ここで知っておくべき重要なファクトは、過去に公開された劇場版シリーズ(『紅蓮の弓矢』『自由の翼』『覚醒の咆哮』『CHRONICLE』)は、すべてTVシリーズを再構成した総集編であるという点です。したがって、TVシリーズを順に追う場合は劇場版をスキップしてもストーリーの理解に一切の支障はありません。
一方で、世界観をより深く味わいたい方におすすめなのが、スピンオフとして制作されたOADシリーズです。特にリヴァイ兵長とエルヴィン団長の出会いを描いた『進撃の巨人 悔いなき選択』(全2話)や、アニ・レオンハートの内面を掘り下げた『Wall Sina, Goodbye』(全2話)は、Season 1〜Season 2の視聴前後に挟むことで、本編のドラマ性が劇的に跳ね上がります。
制作会社がWIT STUDIOからMAPPAへ変更された真相
『進撃の巨人』のアニメーション史において最大の転換点となったのが、Season 3終了後に発表された制作会社変更のニュースでした。Season 1からSeason 3までを手がけ、ダイナミックなアクションと重厚な色彩設計で世界的な評価を確立したWIT STUDIOから、The Final Season以降は『呪術廻戦』や『チェンソーマン』などを手がける大手スタジオ・MAPPAへとバトンが渡されました。
この制作会社変更の背景には、アニメ業界の構造的な事情と作品自体のスケール拡大が存在します。WIT STUDIOは高いクオリティを維持するために全精力を傾けていましたが、原作の進行に伴い、物語の舞台は壁内から世界(マーレ編)へと移り、登場人物や戦闘規模が劇的に膨れ上がりました。スタジオ関係者や製作委員会の証言によると、当初WIT側はSeason 3をもって制作を終える意向を示し、複数の有力スタジオに打診されたものの、あまりの要求ハードルの高さに多くの制作会社が辞退したと伝えられています。
その過酷な状況下で「エレンたちの物語を最後まで描き切るべきだ」と名乗りを上げたのがMAPPAでした。監督は荒木哲郎氏から林祐己氏へと交代し、キャラクターデザインや色彩、さらには巨人戦闘における3DCG技術の積極的な導入など、アプローチの刷新が行われました。
当初はファンの間でテイストの変化に対する戸惑いの声も一部で見られましたが、地鳴らしの絶望的な迫力や、登場人物たちの葛藤に満ちた表情のリアリズムなど、MAPPAの圧倒的な執念と表現力は瞬く間に世界中のアニメファンを納得させました。原作者の諫山創氏もMAPPAの制作姿勢に深い信頼を寄せ、密接な連携のもとで最終章の映像化が実現したのです。

【実態検証】原作最終回との違いとアニメ完結の真相
2021年4月に『別冊少年マガジン』で完結した原作漫画の最終話(第139話)と、2023年11月に放送されたアニメ完結編(後編)の間には、物語の根本的な結末こそ一致しているものの、キャラクターの感情線や対話のニュアンスに重要な補完と変更が施されています。
最大の違いとして挙げられるのが、クライマックスにおけるエレン・イェーガーとアルミン・アルレルトの対話シーンです。原作連載時、エレンの真意を知ったアルミンの「虐殺者になってくれてありがとう」というセリフは、読者の間で解釈を巡り大きな議論を呼びました。この点について原作者の諫山創氏は、後のインタビューで「自分の力不足により、アルミンの意図を十全に表現しきれなかった」と率直に振り返っています。
アニメ版の制作にあたり、諫山氏は自ら台本の修正ネームを提出。アニメ版では、エレンが「未来を変えようと足掻いたが、結局自分はどこにでもいるバカだった。だからこんな結末しか選べなかった」と自らの無力さと歪んだエゴを吐露し、それを受け止めたアルミンが「一緒に地獄へ行こう」と罪を分かち合う演出へと昇華されました。
この変更により、エレンは単なる冷徹な超越者ではなく、あまりに強大な力と運命に押し潰された「等身大の若者」として描かれ、アルミンとの友情の重みがより際立つ形となりました。国内外のレビューサイトやSNS上でも、「アニメ版の加筆によって10年間の伏線とテーマが見事に昇華された」と絶賛の声が相次ぎ、アニメ表現の金字塔として語り継がれる結果となりました。
【2026年最新】進撃の巨人配信サイトどこで見れる?再放送や劇場版の動向
アニメ『進撃の巨人』全94話および関連エピソードは、主要な動画配信サービス(VOD)にて広く配信されています。一気見を検討している方向けに、代表的な配信プラットフォームの状況を整理しました。
【主な見放題配信プラットフォーム一覧】
- DMM TV:月額料金の手軽さとアニメ特化のラインナップで、全シーズンを効率よく視聴可能。
- U-NEXT:TVシリーズ全話に加え、OADシリーズ(全8作)や原作電子書籍も同アプリ内でシームレスに網羅。
- Amazon Prime Video:プライム会員であれば追加料金なしでTVシリーズ全シーズンを快適にストリーミング視聴可能。
- dアニメストア:アニメ専用サービスとしてOP・EDスキップ機能や連続再生に優れ、一気見に最適。
- Netflix:国内外で高いストリーミング品質を提供し、海外字幕・多言語吹替にも対応。
地上波およびBSでの再放送に関しては、NHK総合にて過去に大規模な一挙再放送が実施された経緯がありますが、現時点では不定期な特別編成に限られています。そのため、自分のペースで全話を鑑賞するには各種定額制動画配信サービスの活用が最も確実です。
また、2024年11月に劇場公開された『劇場版 進撃の巨人 完結編 THE LAST ATTACK』は、完結編(前編・後編)の映像を5.1chサラウンド音響とともに145分の長編映画として再構築した決定版です。映画館での興行を経て、配信プラットフォームやBlu-ray/DVDパッケージでもその圧巻のクオリティを体感できるようになっています。

【プロの結論】熱狂を生んだ社会心理とおすすめできる人の判断基準
『進撃の巨人』が単なるダークファンタジーの枠を飛び越え、世界的な名作として確立された背景には、緻密な伏線回収だけでなく、人間の根源的な恐怖と「加害と被害の連鎖」を冷徹に描き抜いた構造があります。
社会学的な視点で見れば、閉塞した壁の中で自由を渇望する初期の構図は、先の見えない閉塞感を抱える現代人の心象風景と見事にリンクしていました。しかし物語が中盤以降に進むにつれ、「壁の向こうにいたのは悪魔ではなく、自分たちと同じ人間だった」という残酷な真実に直面します。絶対的な善悪の二元論を徹底的に解体し、正義の衝突がもたらす悲劇を逃げずに描き切った点こそ、本作が世界中の視聴者の心を掴んで離さない理由です。
【本作の視聴が向いている人】
- 緻密に張り巡らされた伏線が、何十話も後になって鮮やかに回収される重厚なストーリー体験を好む方
- 単純な勧善懲悪ではなく、立場や思想の違いによる複雑な人間ドラマや哲学的テーマに触れたい方
- 日本アニメ最高峰のアクション作画、3DCG演出、劇伴音楽(澤野弘之氏・KOHTA YAMAMOTO氏)を堪能したい方
【視聴にあたって注意が必要な人】
- 激しい残酷描写、捕食シーン、精神的に負荷のかかる絶望的な展開が苦手な方
- 主人公側が完全な正義として勝利する、痛快でストレスフリーな王道バトル展開のみを求めている方
【進撃の巨人 アニメ いつから】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アニメ『進撃の巨人』の第1期は具体的にいつから放送されましたか?
A1:地上波初放送は2013年4月7日未明(MBSの番組表上は4月6日25時58分)です。TOKYO MXなど各局でも同年4月から順次スタートし、2013年9月まで全25話(総集編1話除く)が放送されました。
Q2:完結編は前後編でいつ放送され、何話で終わったのですか?
A2:『The Final Season 完結編』の前編は2023年3月4日に1時間スペシャルとして、後編は2023年11月5日に85分スペシャルとしてNHK総合で放送されました。TVシリーズ全体の通算話数としては全94話で完結しています。
Q3:劇場版を見ないとアニメ本編のストーリーが分からなくなりますか?
A3:劇場版を見る必要はありません。過去に公開された劇場版はすべてTVアニメ版をベースにした総集編であるため、TVシリーズ第1期からFinal Season完結編までを順番に追えば、物語を完全に把握できます。
Q4:原作漫画とアニメ版でラストの結末は変わっていますか?
A4:結末の大筋や歴史の結末自体は原作と同じですが、アニメ版では原作者・諫山創氏の監修のもと、エレンとアルミンの会話内容やモノローグが大幅にブラッシュアップされ、より心情の納得感が高い演出に補完されています。
まとめ:10年の伝説を今こそ体感すべき理由
2013年4月7日の衝撃的な開幕から、2023年11月5日の壮絶な終幕に至るまで、アニメ『進撃の巨人』が駆け抜けた10年間は、日本のアニメーション史における一つの到達点でした。制作現場の並々ならぬ熱意と原作者の徹底したこだわりが結実し、全94話を通じて一切の妥協なく原作の真髄が描き切られました。
リアルタイムで追っていたファンはもちろんのこと、全話が完結した今だからこそ、張り巡らされた膨大な伏線と登場人物たちの生き様を一気に体験できる絶好の機会です。まだ観ていない方も、もう一度あの衝撃を追体験したい方も、ぜひ各配信サービスや映像作品を通じて、歴史に刻まれた大作の軌跡をその目で確かめてみてください。 (出典: 進撃 の 巨人 アニメ いつから(Yahoo!ニュース))