スッキリ『ザファースト』メンバーの現在と最終順位一覧|脱落者の今とBMSGの軌跡
日本テレビ系情報番組『スッキリ』で連日特集され、日本中に空前のボーイズグループブームを巻き起こしたオーディションプロジェクト「THE FIRST(ザ・ファースト)」。主催者であるBMSG代表・SKY-HIが投じた私財1億円以上の情熱と、「才能を殺さないために」という真摯なメッセージは、従来のオーディション番組の枠組みを根底から覆しました。
誕生した7人組グループ「BE:FIRST」は、デビュー直後から主要チャートを席巻し、現在ではスタジアム規模のライブや海外フェスへの進出を果たすグローバルアーティストへと飛躍を遂げています。しかし、このプロジェクトが真に異例だったのは、合格者のみならず、惜しくも審査の過程で涙をのんだ「脱落者・参加者たち」のその後のキャリアです。彼らが現在どこでどのような活躍を見せているのか、最終順位の真実やBMSGが構築した独自の育成エコシステムの実態を徹底取材と公表データをもとに詳解します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:最終審査で誕生したBE:FIRST(SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEO)は、圧倒的な実力主義と人間性を軸に選考された。
- 要点2:古家蘭(MAZZEL)、渡邉翔太(Aile The Shota)、カドカワレイコ(REIKO)など、脱落メンバーもBMSGで華々しくメジャーデビューを果たしている。
- 要点3:「使い捨てにしない」育成方針のもと、BMSGトレーニー(RUI、TAIKI、KANON等)を含め、参加者全員がそれぞれの適性に合った表現の場で才能を開花させている。
【最終順位と合格者】BE:FIRSTメンバー7人の選考理由と決定打
富士山合宿から最終審査「クリエイティブ審査NEO」「チーム審査」を経て、2021年8月13日に決定したデビューメンバー7人は、個々の卓越したスキルだけでなく、「グループとしての化学反応」と「クリエイティビティの自走力」を徹底的に評価されて選出されました。
SKY-HIが掲げた選考基準は一貫して「クオリティファースト」「クリエイティブファースト」「アーティシズムファースト」の3点でした。地上波の歌番組やフェスで圧倒的な存在感を放つ彼らの、選考当時の評価ポイントと最終順位の推移を振り返ります。
1位:SOTA(島雄壮大)
世界的ダンス大会で前人未到の4度の優勝経験を持つトップダンサー。合宿中から自身の技術を惜しみなく仲間に教え込み、グループ全体のダンスクオリティをプロレベルへと引き上げた「音楽を体現する核」として文句なしの1位指名を受けました。
2位:SHUNTO(久保舜斗)
聴く者の耳を一瞬で捉える唯一無二の「エッジボイス」と、楽曲の世界観に没入する天性の憑依型パフォーマンスが高く評価されました。SKY-HIから「その声が欲しかった」と評されたボーカルの説得力が決定打となりました。
3位:MANATO(廣瀨真人)
ピッチの正確性とリズム感、安定感抜群のR&Bボーカルを誇るオールラウンダー。どんなジャンルの楽曲でも屋台骨を支える確固たる歌唱技術と、合宿で見せた高い適応力が極めて高い評価を集めました。
4位:RYUHEI(黒田竜平)
当時わずか14歳(中学2年生)ながら、圧倒的な表現力と手足の長さを活かした艶やかなダンスで審査員を驚嘆させました。楽曲の感情を繊細に掬い取る表現の深さは、SKY-HIに「才能を見つけてしまった」と言わしめた逸材です。
5位:JUNON(池亀樹音)
オーディション参加当時は就職内定を辞退したばかりで歌・ダンスともに未経験に近い状態でしたが、合宿審査を通じて脅威的なスピードで成長。突き抜けるハイトーンボイスとメインボーカルとしての資質が開花し、劇的なドラマを生み出しました。
6位:RYOKI(三山凌輝)
俳優としてのキャリアに裏打ちされた強烈な表現力と、楽曲に緊張感と爆発力をもたらす攻撃的なラップ・歌唱スタイルが評価されました。ステージ上での華と、常に挑戦を恐れないアグレッシブなマインドがグループに不可欠と判断されました。
7位:LEO(上村礼王)
大手事務所での長い育成経験を経て参加。豊かな低音ボイスと表現力に加え、合宿全体を包み込むようなリーダーシップと人間性でチームを結束させた功績が高く評価され、グループの精神的支柱としてメンバー入りを果たしました。

【脱落者のその後】古家蘭・渡邉翔太・REIKOらの現在と華麗なる転身
『ザファースト』が音楽業界に与えた最大の衝撃は、「オーディション脱落者がその後メジャーシーンの第一線で活躍している」という点にあります。一般的なサバイバル番組では敗退=契約終了となるケースが大半ですが、SKY-HIは約束通り「落ちた仲間たちの才能」を掬い上げ、それぞれが最も輝く形でのデビューを実現させました。
■ 古家蘭(RAN)|BMSG第2弾グループ「MAZZEL」の中心メンバーとして覚醒
合宿審査で常にトップクラスの順位を維持し、国民的な人気を博した古家蘭は、最終審査で惜しくもBE:FIRSTのメンバーからは外れました。しかし、SKY-HIは「王道ダンスボーカルの資質をより完璧な形で世に出す」と判断し、BMSGトレーニーとして育成期間を確保。舞台出演などで表現力を磨いた後、2023年に結成された8人組ボーイズグループ「MAZZEL(マーゼル)」の主軸メンバーとして鮮烈なデビューを果たしました。現在は全国ツアーを成功させ、グループの絶対的エースとしてステージを牽引しています。
■ 渡邉翔太(Aile The Shota)|クリエイティビティ溢れるソロアーティストへの道
合宿審査「クリエイティブ審査」で歴史的名曲を生み出す原動力となった渡邉翔太。SKY-HIは彼の卓越した作詞・作曲センスと洗練された音楽性を鑑み、グループではなくソロアーティストとしての契約を即座に提案しました。「Aile The Shota(アイル・ザ・ショウタ)」としてデビュー以降、大型野外フェスへの出演や多数のアーティストとのコラボレーション楽曲を連発。自身の楽曲制作にとどまらず、プロデューサー・作家としても確固たる地位を築いています。
■ カドカワレイコ(REIKO)|歌の申し子が歩んだ充電期間と感動のソロデビュー
歌・ダンス未経験ながら、天性のグルーヴ感と情感あふれる歌声で合宿中盤から急浮上したレイコ。一度は心身のリフレッシュを優先するために音楽活動から離れる期間を設けましたが、SKY-HIとの深い信頼関係のもとでBMSGトレーニーとして再始動。2023年秋にシングル「BUTTERFLY」で待望のメジャーソロデビューを果たしました。持ち前のソウルフルなボーカルは、国内外のリスナーから高い評価を獲得しています。
【データ比較表】THE FIRST合宿審査メンバー15人の最終結果・現在の所属一覧
富士山合宿に参加した15名の精鋭たちの、オーディション当時の最終ステータスおよび現在における主な活動状況を網羅した詳細比較データは以下の通りです。
| メンバー氏名 | 合宿時最終結果 | 現在の所属・アーティスト名 | 活動実績・編集部評価 |
|---|---|---|---|
| 島雄壮大(SOTA) | 最終順位 1位(合格) | BE:FIRST | グループの振付統括・世界的ダンサーとして活動 |
| 久保舜斗(SHUNTO) | 最終順位 2位(合格) | BE:FIRST | 象徴的な歌唱とコラボ楽曲等で圧倒的存在感 |
| 廣瀨真人(MANATO) | 最終順位 3位(合格) | BE:FIRST | ボーカルの軸として安定した歌唱と作詞作曲を担当 |
| 黒田竜平(RYUHEI) | 最終順位 4位(合格) | BE:FIRST | 最年少ながら表現力・アート性の高いステージを構築 |
| 池亀樹音(JUNON) | 最終順位 5位(合格) | BE:FIRST | 圧倒的ハイトーンボーカル・ソロ楽曲でも注目 |
| 三山凌輝(RYOKI) | 最終順位 6位(合格) | BE:FIRST / 俳優 | 映画・ドラマ等への出演多数、二刀流で大活躍 |
| 上村礼王(LEO) | 最終順位 7位(合格) | BE:FIRST | グループの精神的リーダー・バラエティ番組等でも重宝 |
| 古家蘭(RAN) | 最終審査 脱落 | MAZZEL(BMSG所属) | MAZZELのセンター格としてアリーナ規模で活躍中 |
| 渡邉翔太(SHOTA) | 最終審査 脱落 | Aile The Shota(ソロ) | BMSGの音楽的支柱として作詞・作曲・客演で躍進 |
| カドカワレイコ(REIKO) | 最終審査 脱落 | REIKO(ソロ) | ソロメジャーデビュー完了、R&B・POPSで高評価 |
| 川島塁(RUI) | 合宿審査(4次)脱落 | BMSGトレーニー | ソロ楽曲リリース・舞台・モデル等で育成進行中 |
| 溝口太基(TAIKI) | 合宿審査(4次)脱落 | BMSGトレーニー | 卓越したラップスキルを磨き次世代グループ準備へ |
| 大山天(TEN) | 合宿審査(4次)脱落 | フリー / ダンサー・表現者 | ダンスインストラクター・自身の作品発信を継続 |
| 男澤直樹(NAOKI) | 合宿審査(4次)脱落 | ライジングプロダクション | ソロアーティストとしてメジャーデビュー、ミュージカル出演 |
| 織戸俊介(SHUNSUKE) | 合宿審査(4次)脱落 | ソロ活動 / 音楽制作 | 自身での作詞・作曲・SNSでの楽曲配信を精力的に展開 |

【実態検証】「脱落者をスターにする」SKY-HIのBMSGエコシステムとファンの声
SNSやネット掲示板を分析すると、『ザファースト』から現在に至るBMSGの展開に対して、従来のアイドルファン層のみならず音楽業界関係者からも極めて高い評価が寄せられています。
「オーディション番組特有の残酷な落選シーンで胸を痛めることがなく、脱落したメンバーの未来まで保証されていたのが画期的だった」という声は、視聴者層の間で共通した認識となっています。一般的な番組では「敗者」として画面から消えていく若者たちに対し、SKY-HIは以下のような構造的セーフティネットを敷きました。
- 育成契約(トレーニー制度)の即時提示:合宿脱落者の中で将来性のある原石(RUI、TAIKI、KANONら)を即座に事務所預かりとし、学業と両立させながら費用全額事務所負担でレッスンを提供。
- グループ・ソロの適性選別:古家蘭のように「別グループの看板」として温存する戦略や、Aile The Shotaのように「ソロクリエイター」として解き放つ柔軟なマネジメント。
- 『BMSG FES』での全員共演:事務所主催の大型フェスにおいて、BE:FIRST、MAZZEL、ソロ勢、トレーニーが一堂に会し、同じステージでコラボレーションを披露するカルチャーの構築。
大手音楽レーベル幹部の証言によると、「SKY-HI氏の試みは、タレントを消費財として使い捨てる日本の芸能界の慣習に対する強烈なアンチテーゼであり、2020年代以降のエンターテインメントビジネスにおけるデファクトスタンダード(事実上の標準)を打ち立てた」と分析されています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|辞退理由や選考の裏側
ネット上の一部では、「なぜあの実力者が落ちたのか」「途中で辞退したメンバーに不祥事やトラブルがあったのではないか」といった憶測が飛び交うことがありました。しかし、取材と公式発表資料を突き合わせると、実態は全く異なる健全な理由に基づいています。
■ 途中辞退者(中西直樹など)の真相
合宿前の3次審査などで辞退者が出た際、ネット上では「事務所との契約トラブルではないか」といった根拠のない噂が囁かれました。しかし実際の理由は、「既存の学業や本人の健康管理、将来の進路に対する本人の自発的選択」を事務所側が100%尊重した結果です。SKY-HIは「本人の人生を縛る権利は誰にもない」と明言しており、無理な引き止めや違約金などの縛りを一切設けない方針を貫いていました。
■ 「順位=実力の優劣」という誤解
合宿中の順位変動(例:古家蘭の最終脱落や、三山凌輝・池亀樹音の急浮上)について、「出来レースだったのではないか」という声もありました。しかし、選考の裏側で重視されたのは個人のスキルスコアではなく、「デビュー曲および今後グループが目指す音楽性にどの声質・キャラクターが合致するか」というパズル理論です。古家蘭がBE:FIRSTから外れたのは実力不足ではなく、「彼を中心に据えた別の完璧なグループ(後のMAZZEL)を創る」という明確な長期ビジョンが存在していたためであることが証明されています。
【プロの結論】「THE FIRST」が日本の音楽ビジネスと育成文化に変革を起こした理由
社会心理学および芸能ビジネスの観点から見ると、『ザファースト』の成功要因は「心理的安全性の担保」に集約されます。昭和・平成の芸能界に根強く存在した「恐怖政治による支配」「他者との蹴落とし合い」「ステージママ・事務所主導の過度な搾取」から脱却し、参加者同士が助け合い、弱さを開示できる環境を大人が整えた点にあります。
音楽プロデューサーがアーティストに対して「君の人生を背負う」と公言し、実際に脱落後もキャリアの受け皿を用意する姿勢は、アーティストとマネジメント間の「健全な心理的バウンダリー(境界線)」と「相互リスペクト」を成立させました。結果として、参加者全員が自己肯定感を損なうことなく、現在もそれぞれの表現ステージで躍動し続ける基盤が完成したのです。

【スッキリ ザファースト メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:最終審査で脱落したメンバーで、BMSG以外からデビューした人はいますか?
A1:はい。4次審査(合宿)まで進出した男澤直樹は、ライジングプロダクションに所属し、ソロアーティストとしてメジャーデビューを果たしたほか、数々の大型ミュージカルに出演するなどマルチに活躍しています。また、他の脱落メンバーもダンサーや振付師、インディーズでの楽曲リリースなど、それぞれの強みを活かした道へ進んでいます。
Q2:第2弾グループ「MAZZEL」にはザファーストの参加者が何人所属していますか?
A2:MAZZELのメンバー8名のうち、『ザファースト』出身者は古家蘭(RAN)と網代聖人(SEITO)、そして別ルートのオーディションで発掘された前川滉平(KAIRYU)(※KAIRYUはザファースト3次審査進出経験者)の3名が含まれています。ザファーストで培われた実力と精神性がグループの強固な基盤となっています。
Q3:オーディション当時中学生だったRUIやTAIKIの現在の活動状況は?
A3:川島塁(RUI)と溝口太基(TAIKI)は、合宿審査終了直後にBMSGとトレーニー契約を締結しました。その後、同じくオーディションを経て合流したKANONらと共にレッスンを重ねつつ、配信シングルリリースやBMSG主催フェスへの出演、舞台出演などを経験し、次世代を担うアーティストとして着実にステップアップを続けています。
まとめ:才能が花開き続けるBMSGの未来図
『スッキリ』の特集から幕を開けた『ザファースト』という物語は、単なる一過性のオーディションブームでは終わりませんでした。誕生したBE:FIRSTは日本の音楽シーンのトップランカーへと駆け上がり、惜しくも選ばれなかった仲間たちも、MAZZEL、Aile The Shota、REIKO、そしてトレーニー陣として、音楽シーンに鮮烈なインパクトを与え続けています。
「誰も才能を殺さない」「脱落者を出して終わりではない」というSKY-HIの信念が結実した現在地は、夢を追うすべての若者とエンターテインメント業界全体に大きな希望を示しています。それぞれの場所で輝きを増す『ザファースト』メンバーたちの今後の展開からも、ますます目が離せません。 (出典: スッキリ ザファースト メンバー(Yahoo!ニュース))